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【送料無料】 Bartok バルトーク / ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番 シュタインバッハー、ヤノフスキ&スイス・ロマンド管 輸入盤 【SACD】のレビューは!?
40代 男性さん
とにかく録音が素晴らしい!「‥ここで、こんな楽器が鳴ってたとは!?」と驚きながら聴き通した。流石はSACD!繊細な美音だけではなく、音の広がりも立体感があって臨場感も文句なし!バルトークの名作ヴァイオリン協奏曲を最高の音質で楽しめる。音質ばかりではなく、演奏者も最高のパフォーマンスで、難曲でもあるバルトークの2曲を表現していて素晴らしい!シュタインバッハーは、しなやかで美しい音色でバルトークを弾いており、持ち前の美音と荒々しい粗野な音色を使い分けてのメリハリのある表現は「単調・一本調子」と言う演奏と最もほど遠い名演奏だと思った。シュタインバッハーのバックには、ヤノフスキ指揮スイス・ロマンド管弦楽団が共演を務め、相性の良さが聴いてとれる。以前はチョン・キョンファのヴァイオリン、ショルティ指揮のシカゴ響とロンドン・フィルの録音でバルトークのヴァイオリン協奏曲を聴いていたが、特に2番はチョンのショルティ指揮のオケを無視するような、過剰で濃厚な表現のヴァイオリンは作品全体を見渡した時に、なんともバランスの悪いヴァイオリン協奏曲の演奏に聴こえる。オケが繰り出すリズムとチョンのヴァイオリンのリズムが微妙に食い違っていて、同じ旋律を演奏しているのに「しっくり」しないのだ。これはチョンの勇み足だと思う!最近のチョンはすっかり大人しくなってしまい、これはバルトークの録音とは逆に「覇気のない淡白な表現で、単調な解釈のチョンのヴァイオリン」は面白くない。チョンの時代は、もはや終焉を迎えたと考えて良かろう。シュタインバッハーとヤノフスキ指揮スイス・ロマンド管弦楽団は録音の良さも手伝い、抜群の一体感でバルトークのヴァイオリン協奏曲を堪能させてくれる。最近のバルトークのヴァイオリン協奏曲の録音では、最高のCDではないだろうか!?